口座振替サービス『ワイドネット』が病院の会計待ち時間をゼロに！

業界のパイオニア「メディカルファイナンステクノロジーズ」が提供する

『医療費あと払い』の基盤として、口座振替サービス『ワイドネット』が導入されています。

待ち時間なしで帰れる『医療費あと払い』とは

患者さまが医療機関・薬局の会計を待たずに、『ワイドネット』等で後日支払いができるサービスです。債権（診療報酬代）買取～患者さまからの未収分回収までワンストップで行われるため、医療機関さまは集金業務から解放され、治療に専念できます。

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今回は、『ワイドネット』の導入背景や活用方法についてお話を伺いました。

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【インタビューにご協力いただいた方】

営業部 部長　磯部泰雄さま

管理部/業務部 部長　石塚智子さま

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『医療費あと払い』について

―インタビューの機会をいただきありがとうございます。

『ワイドネット』について伺う前に、『医療費あと払い』を始めたきっかけを教えてください。

石塚さま：当社の創業者は医師として長年、患者さまの会計時間の長さに問題意識を持っていました。患者さまがスムーズに診療を受けられるよう、「診察代や薬代の後払いスキームがあっても良いのではないか」と考えたのが『医療費あと払い』の始まりでした。

当時は後払いのメリットを理解していただくのに大変苦労しましたが、今では全国3,000以上の医療機関・薬局さまに導入いただいています。また、診察が終わったらすぐに帰れるので、仕事等でお忙しい・体調の優れない患者さまに好評です。

―医療現場での実体験から生まれたのですね。当時は貴社サービスが非常に革新的だったのではないかと思います。後払いサービスが続々と登場してきていますが、『医療費あと払い』の強みは何ですか？

磯部さま：強みは、患者さまの支払い方法です。当社は口座振替とキャリア決済を提供しており、幅広い年代層の患者さまにご利用いただけます。競合他社は、クレジットカード（一部コンビニ）決済が主流ですが、クレジットカードは年齢等で普及率に偏りがあります。加えて、決済手数料も数％であり、医療機関さまが負担を強いられることが一般的です。

一方、当社のサービス利用料は原則患者さま負担、医療機関さまは月額固定費用のみなので、医療機関さまの負担軽減にも貢献しています。さらに、外来診療に加え在宅診療もサポートしており、急な症状で支払いが難しい患者さまにも安心してご利用いただけます。

―クレジットカードは便利な支払い手段ですが、利用者からの代金回収を確実にするため、導入企業は高い決済手数料がかかってしまいますね。『医療費あと払い』であれば、債権（診療報酬代）を買い取ってもらえるため、未収金が発生しないのは大きなメリットですよね。

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『ワイドネット』について

―三菱ＵＦＪファクターにお問い合わせいただいた背景をお聞かせください。

磯部さま：実は、『ワイドネット』を利用する前に、別の収納代行会社で口座振替を導入していました。医療機関さまには、診療月の翌月10日までに請求金額を確定してもらっていました。ところが在宅診療の場合、レセプト（診療報酬明細書）との兼ね合いで間に合わず、医療機関さまの入金サイクルに影響が出てしまう課題が出てきました。

在宅診療の需要も拡大しており、金額確定スケジュールを後ろ倒しできないかと考え、ＭＵＦＧで安心な三菱ＵＦＪファクターに問い合わせをしました。

―『ワイドネット』を導入した決め手を教えてください。

磯部さま：振替日（※1）が業界最多であり、当社のスケジュールに合わせやすかったことが最大の決め手です。

『医療費あと払い』では27日を採用し、課題であった請求データの期限を毎月中旬頃に後ろ倒しすることができ、医療機関さまでの導入も増加しました。

また、新規患者さまが毎月2,000人近く増えており、自宅からでも簡単に口座振替登録ができる『ネット口座振替受付サービス（以下、ネット口振）』に大変助けられています。過去には大病院での導入初期をサポートするため、『ペイジー口座振替受付サービス』（※2）を活用したこともあります。私たちのような少数精鋭の会社にとって、このようなサービスは欠かせません。

※1 　6日・12日・20日・26日・27日・月末日

※2 　キャッシュカードを専用端末に通すことで、口座振替登録が可能

―現在ご利用いただいている『ネット口振』は、紙の口座振替依頼書を提出することなく、パソコンやスマホで口座振替登録を行うことができるため、リソースが限られるSaaS・スタートアップ企業を中心に好評です。

―医療機関さまや患者さまから、『ワイドネット』『ネット口振』導入に対する反響はありましたか？

磯部さま：患者さまの中には、学費や光熱費の口座引落しで『ネット口振』に馴染みがある方も多く、スムーズに手続をしていただいています。

また、患者さまの引落口座に、全国の金融機関口座を指定することができる点に驚かれることが多いですね。

―遠隔地にお住いの患者さまでも、普段お使いの金融機関を指定することができるのは便利ですね。

『医療費あと払い』では、多くの患者さまが口座振替をご利用になっているそうですが、具体的にはどの程度でしょうか？

石塚さま：現在は約9割の患者さまに口座振替を選択していただいており、利用者数も増加しています。貴社の安定的な決済システムにお任せしているおかげで、当社の営業活動に専念することができています。

―多くの患者さまにご利用いただいているだけではなく、三菱ＵＦＪファクターの基盤を評価いただき嬉しい限りです。

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『医療費あと払い』の展望

―貴社の今後の展望をお聞かせください。

磯部さま：今後は、全国的にさらにサービスを広げていきたいと考えています。高齢者の方々が増える中、医療費の支払い手段としての選択肢を広げることで、多くの方に安心して医療サービスを受けていただけるよう努めてまいります。また、高齢者施設やデイサービスへのアプローチも積極的に行っていきたいと考えています。

―貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます。

　引き続き、『ワイドネット』をご愛用いただければ幸いです。

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